2008年10月17日 (金)

「生まれ変わりの村」 スープを飲むのか、飲まないのか。

「生まれ変わりの村」(森田健著)を読んだ。この本は、著者が中国の奥地に前世を記憶する人が多くいるといわれる村に出かけ、その人たちにインタビューしたレポートだ。

写真が多数掲載され、平易な文章で誰もが読みやすく書いてある。このレポートのなかでキーポイントになるのは、あの世に行ったときに飲むスープの話だ。前世を記憶している人たちの話によると、全員そのスープを飲まなかったそうだ。ということは、ほとんどの人はスープを飲んでこの世に生まれて来たことになる。

もうひとつ面白いのは、あの世は天国も地獄もないようだ。当然、仏教もキリスト教も否定されてしまう。ついでにスピリチュアリストがよく言う<魂の進化>も無いということだ。

この本で私が少々疑問に思ったのは、ほとんどの人が同じ中国人に生まれ、しかも死んだ場所からそう遠くないところに生まれ変わっていることである。

まぁ、そんな所があるとして、忘却のスープを飲むのか飲まないか迷うところだろう。

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